ああ天国と地獄(2)  大ブレークして08年に東京進出したムーディ勝山(31)が“ブームの終焉(えん)”を自覚したのは翌09年だった。毎月、マネジャーから自宅にファクス送信されてくるはずのスケジュールがいつまでたっても来ない。ヴィトン キーケース「はよ送ってこいボケ!」と電話で怒鳴りつけると、ようやく送られてきた。白紙だった。  「終わった…」  予定されている仕事が全くない事実に全身の力が抜けた。テレビ画面にはムーディに代わってブレークしたエド・はるみや小島よしお(30)が映っている。とても見ていられず、チャンネルをNHKに替えた。  外出時はスター気取りで帽子とマスクをしていたが、それ以降は鼻で笑われたり、「エロ詩吟やってください」と「天津」木村卓寛(35)と間違えられたり…。最高640万円だった月収が10万円を割り込んだこともある。「傷つくことが増えて何度も心が折れそうになった」と述懐した。  ルイヴィトン ネヴァーフルそんな時の支えが、一人はムーディの愚痴が好物というケンドーコバヤシ(39)、もう一人が9年の交際を経て今年8月に結婚した夫人だった。「コバヤシさんにはよくご飯に連れていってもらう。嫁には本当に苦労をかけた。彼女がいなければ死んでたかもしれない」と打ち明けた。  天国と地獄を味わったムーディには最高の目標がいる。「進め!電波少年」のヒッチハイクの旅でブレークし、一時期の低迷を脱して毒舌を武器に再ブレークした有吉弘行(37)だ。「暗闇に一筋の光を放つ救いの星。“あの方”と呼んでる」と最敬礼。影響を受けてプライベートで毒舌になり、周囲に嫌われるという失敗もあったほどあこがれは強い。再浮上を狙うムーディは「なんとかもう一発。“あの方”のように」と力を込めた。(スポニチ) 2011年11月8日