1か月前とは、まるで別人のような明るい表情だった。6日深夜。ドーハ国際空港に降り立った香川は「コンディションも問題ないし、状態は良いです。この2試合、良い状態で臨めると思う」と言い切った。今年1月のアジア杯で右足第5中足骨骨折を負った地であルイヴィトン ベルトることを「すっかり忘れてた」と笑い飛ばし、復調の手ごたえを口にした。
10月の代表2連戦(10月7日・ベトナム戦、同11日・タジキスタン戦)では苦悩の中にあった。タジキスタン戦で2得点を記録しても「状況は変わらない」と言い放った。ドルトムント移籍1年目でブンデスリーガを制し、日本代表でも台頭した2010~11年。「その年は全てがうまくいきすぎた。今が本当の自分」と漏らすほど、何もかもうまくいかなかった。
もともと、飛行機では眠ることができない。日本代表との往復が増えた今年、状態が上がらない一因にもなっていた。だが、その移動にも徐々に慣れ、1FCケルン戦(10月22日)でゴールを記録すると、シュツットガルト戦(同29日)で1アシスト、ヴォルフスブルク戦(5日)でも1得点2アシスト。7日発売のドイツ誌キッカーの今節のベストイレブンに2部・ボーフムで1得点したMF乾貴士とともに選ばれた。不振がうそだったかのような活躍を見せている。
タジキスタン、北朝鮮は初めて訪れる国。「初めてなので、短時間で環境に慣れていけるようにしたい」。北朝鮮戦では人工芝のピッチでの試合となるたルイヴィトン エピめ、人工芝用のスパイクも用意した。「アウェーのこの2試合で決められるように頑張りたい」。決めるのは、自身の復活ゴールとチームの3次予選突破。エース復活の時は、確実に近づいてきている。